骨盤を前に傾けさせるもうひとつの「殿筋」

もうひとつの殿筋「筋膜張筋」をセルフチェック!

 

 

2本の脚が1つの体幹部に連結する場所、それが骨盤です。

 

 

骨盤の歪みに悩む患者さんはとても多いです。 

 

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骨盤は大きな環状になっていて、その環が前後左右に傾いたり、回旋したりして骨盤のゆがみは発生します。(通常、環の形そのものが大きくゆがむことはあまり発生しません)

 

今回は前後の傾きにおいて、大きく骨盤をゆがませてしまう可能性がある筋肉をご紹介します。

 

 

大腿四頭筋・ハムストリングスや股関節を支える殿部の筋肉、そして腸腰筋が代表的です。

 

 

 

しかし、意外と見落とされやすいのが「筋膜張筋」です。

 

この筋肉は分類上、大腿部の筋肉に分類されるのですが、殿部に限りなく近くに位置しています。

殿筋の中でも、最も重要な筋肉のひとつである中殿筋の前部繊維のすぐ隣にあるため、混同されてしまうことがあるぐらいです。

 

当然、それと作用も似通っていて、股関節を曲げることで骨盤を前傾させる機能があります。

 

この筋肉が固まってしまうと上述のような症状がでるのですが、術者にとって盲点となりやすく、放置されてしまうことが多くみられます。

 

もし、骨盤の角度の調整がうまくいかないと感じている先生、患者さんの方は一度チェックしてみて下さい。

 

セルフチェックの方法

イスにまっすぐ座り、上前腸骨棘(骨盤の横、一番でっぱっている場所)のすぐ下2~3センチのポイントを押して、筋っぽかったり、ピーンと張っていたら、硬くなっているサインです。

 

常に突っ張ってしまって、負担を増してしまったり、運動能力を低下してしまったりすることがあります。

 

ぜひセルフチェックしてみて下さい!